2013年11月29日

ザ・ソサエティ 66.39 アードモア8年

 ザ・ソサエティのボトルを、前回の入荷から間隔が開いてしまいましたが、新たにBAR599のバックバーに加えました。

 蒸留所番号66番は、東ハイランド地方の「アードモア」蒸留所です。お値打ちでも香味がいいと評されるブレンデッドスコッチウイスキー「ティーチャーズ」の主要原酒として有名なシングルモルトウイスキーで、ハイランド地方産ながらスモーキーフレーバーを持つことが一番の特徴です。

 ザ・ソサエティのテイスティングノートのタイトルは、「スイミングプールを漂うウッドスモーク Wood smoke drifting over swimming pools」です。8年とやや短めの熟成期間ですが、ザ・ソサエティのショートエイジに逸品が多いのはご案内の通りで、この一本にも期待が高まります。  


Posted by 鎌田 賢一 at 15:05ボトルのご紹介

2013年11月28日

LAPHLOAIG ラフロイグ1999年(スコッチ文化研究所オリジナル)

 「ウイスキーフェスティバル2013 in 東京」記念ボトルのご案内は、これが最後になります。

 版画のラベルが印象的なこの一本は、アイラ島のシングルモルトウイスキー「ラフロイグ」の10年もの(1999年蒸留)です。

 スモーキーさも、灰っぽさも、しっかりした甘さも、それぞれ力強く伝わって来る、活きのいいラフロイグです。既にお出ししている今年のアウトドアウイスキーフェスティバル限定ボトルと中身は同じものなのですが、好評のためこちらも加えることにしました。

 併せて、直接フェス会場でお値打ちに仕入れられた分を還元するべく、スコッチ文化研究所オリジナルボトルの一部の価格を値下げいたしました。

 この機会に、BAR599のバックバーの左上で異彩を放っているスコ文研のウイスキーを、どうぞご賞味下さい。  


Posted by 鎌田 賢一 at 12:05ボトルのご紹介

2013年11月27日

岩井トラディション・ワインカスクフィニッシュ(信州マルス蒸留所)

 「信州マルス蒸留所」製のブレンデッドウイスキー「岩井トラディション」の、ワインカスクフィニッシュが入荷しています。

 本坊酒造社はワインの醸造も行っていますので、同社のワインの熟成に使った空き樽に「岩井トラディション」を詰めて再度熟成させたものが、この一本です。

 ニッカでもサントリーでもない長野県の地ウイスキーを、どうぞBAR599でお試しください。  


Posted by 鎌田 賢一 at 15:05ボトルのご紹介

2013年11月26日

BUNNAHABHAIN ブナハーブン1990年スコッチ文化研究所オリジナル

 「ウイスキーフェスティバル2013 in 東京」を記念したスコッチ文化研究所オリジナルボトルが、BAR599のバックバーに加わっています。

 フグの版画が印象的なこの一本は、シェリーバットでじっくり22年間熟成された、1990年蒸留のブナハーブンです。

 これまでのスコ文研オリジナルボトルと同様に、全く日本人の嗜好に合った熟成を経た樽を選んでボトリングされたものです。どうぞBAR599でお手に取ってご覧下さい。  


Posted by 鎌田 賢一 at 00:22ボトルのご紹介

2013年11月25日

KAVALAN Podium カバラン・ポーディアム

 「ウイスキーフェスティバル2013 in 東京」記念ボトルの中から、台湾のシングルモルトウイスキー「カバラン・ポーディアム」がBAR599に入荷しています。

 BAR599開業時の目玉商品としてバックバーに置いた「カバラン」が秒殺で売り切れてから約2年、やっとまた「カバラン」をお出しできるようになりました。

 この「カバラン・ポーディアム」は、アメリカンホワイトオークの新樽と、一度カバランウイスキーを熟成させたリフィル樽とで熟成された原酒をヴァッティングしてボトリングされたもので、東京フェス限定ラベルがあしらわれています。

 真っ先にココナッツミルクを感じるその香味は、このシングルモルトウイスキーが確かに亜熱帯の台湾島からやってきたものだと確信させてくれます。

 あるいはこの一本も秒殺かもしれません、どうぞお早めにBAR599でご賞味下さい。  


Posted by 鎌田 賢一 at 15:00ボトルのご紹介

2013年11月20日

ボジョレーヌーボーやめました

 BAR599では、今年からボジョレーヌーボーをお出ししないことにしました。

 ボジョレーヌーボーは無くとも、BAR599は毎日21時までハッピーアワーでグラスワインがワンコイン500円です。他にバス・ペールエール1/2pintと、おまかせハイボールも500円でご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。
  


Posted by 鎌田 賢一 at 18:39

2013年11月20日

タリスカーのフリースでゴー

 寒くなりましたので、5月のスコットランド研修旅行でスカイ島のタリスカー蒸留所を訪れた時に買ったフリースを下して着ています。

 これが蒸留所の売店で観光土産のように売られていたものとは思えないほど良くできていて、タグから調べた限りでは英国ローカルなスポーツウェアメーカー製のもののようですが、手持ちの山用ブランドのフリースと比べても遜色ないように感じられるほどです。

 左胸には"TALISTER MADE BY THE SEA"のロゴが刺しゅうされています。

 このフリースを着て「ウイスキーフェスティバル2013 in 東京」に参戦したところ、某物販ブースでディアジオ社のスタッフかと聞かれてしまいました。
※ウイスキーフェスティバルの様子は追って投稿します

↓かまけん店長がタリスカー蒸留所を訪れた際の様子は、以下のwebアルバムからご覧下さい。
スコットランドと私/4日目/スカイ島、タリスカー、ネス湖、インバネス泊
  


Posted by 鎌田 賢一 at 05:33

2013年11月09日

「天使の分け前」のDVDが発売されました

 名画「天使の分け前」のDVDが発売されました。

 かまけん店長は東京と長野で、合計3回観ました。カンヌを獲った名匠ケン・ローチ監督による、現代のスコットランドを舞台にした、スコッチウイスキーが物語の要素になっている、素晴らしい映画です。

 基本的にヒューマンコメディーですので、ウイスキーに興味が無くても楽しめますし、性的描写や過度な暴力シーンもありませんので、いつ誰と観ても嫌な気持ちにはならない内容です。

 「日々を懸命に生きるすべての人に、幸せあれ。」

 パッケージ写真にあるように、現代のスコットランドの無軌道な若者たちがなぜ伝統的民族衣装「キルト」をまとっているのか、そもそも「天使の分け前」とは何なのか、映画館で観逃した方はどうぞDVDでご覧下さい。

 そしてかまけん店長は、今年の5月にこの映画の舞台になったスコットランド・北ハイランド地方のバルブレア蒸留所へ、聖地巡礼して参りました。

↓そんなスコットランド研修旅行の様子は、以下のwebアルバムからご覧下さい。
スコットランドと私/5日目/グレンモーレンジ、ダルモア、バルブレア、インバネス泊
  


Posted by 鎌田 賢一 at 12:25

2013年11月07日

「ウイスキーフェスティバル2013 in 東京」のチケットが届きました

 11月17日(日)に開催される「ウイスキーフェスティバル2013 in 東京」の入場券がBAR599に届きました。

 JR長野駅発の新幹線からご一緒出来る皆様も、現地で合流する皆様も、どうぞ当日は宜しくお願い申し上げます。

※11月17日(日)のBAR599は臨時休業いたします  


Posted by 鎌田 賢一 at 21:51

2013年11月04日

TOMATIN トマーティン12年

 スコットランド・北ハイランド地方を代表するシングルモルトウイスキーの一つ、トマーティンの12年もの(オフィシャルボトル)が入荷しました。

 これまでボトラーズ物ばかりでしたので、改めてオフィシャルの最もオーソドックスな熟成年数のものもお出ししています。

 香りは穀物様と果実様のバランスが良く、味わうと焼きたてのアップルパイを連想させながらも、北ハイランド産らしく後口はドライで心地いいシングルモルトです。

 少量の加水をすると、いつまでも飲み続けられそうな、言わば主食系のウイスキーでしょうか。

 トマーティン蒸留所は巨大で、スコッチウイスキー史上初めて日本資本(宝酒造社)の傘下に入ったことでも有名ですが、ここはネス湖に最も近い蒸留所でもあるのです。

 BAR599入口の小窓を悠々と泳ぐネッシー(の置物)を見ながら、今宵はトマーティンを一杯いかがでしょうか。  


Posted by 鎌田 賢一 at 18:59ボトルのご紹介

2013年11月03日

岩井トラディション(信州マルス蒸留所)

 長野県の地ウイスキー蒸留所である本坊酒造社・信州マルス蒸留所の、「岩井トラディション」がBAR599のバックバーに加わりました。

 「岩井」とは、日本のウイスキーの父である竹鶴政孝をスコットランドへウイスキー製造を習得させるために送り出した、摂津酒造社時代の上司である岩井喜一郎に由来しています。

 そしてその岩井が本坊酒造社創業家の姻族であることから、同社がウイスキー作りに取り組むにあたって製作したポットスチル(単式蒸留器)とウイスキー製造設備一式は、竹鶴が岩井にスコットランドでの研修成果をまとめて提出した「竹鶴レポート」に記されたものが基になっているのです。

 この一本は、件の岩井氏が設計したポットスチルで蒸留されたモルトウイスキーがブレンドされたブレンデッドウイスキーです。どのような飲み方でもお値打ちににお楽しみいただけるかと存じますので、どうぞお気軽に信州の地ウイスキーをBAR599でお召し上がりください。  


Posted by 鎌田 賢一 at 17:31ボトルのご紹介