2012年03月25日

ブラックアダー「ロウカスク」シリーズ

 BAR599のバックバー最上段には、ご覧の5本のミニボトルが並んでいます。

ブラックアダー「ロウカスク」シリーズ
 独立瓶詰業者「ブラックアダー」の「ロウカスク」シリーズで、加水や色調調整や低温濾過をしていないだけでなく、ペーパーフィルターすらかけずにボトリングされているため、瓶の底には樽材の内側からはがれた黒いものが沈殿しています。まさに、スコットランドの熟成庫の樽の中で眠っているウイスキーの姿そのものなのです。
 それぞれ「ラフロイグ12年」「カリラ12年」「トバモリー15年」「トーモア21年」そして銘柄は伏せられた「スモーキング・アイラ」です。どれをとっても強烈で鮮烈な香味が押し寄せてきますが、特にトーモア21年の出来は秀逸で、私が味わった限りでも、熟れた白桃や、ネクタリンの香りや、干し柿の甘ささえ感じるほどです。
 いかんせん全てミニボトルですので、そう長くはお出しできないと思われます。どうぞお早めにご賞味下さいませ。


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Posted by 鎌田 賢一 at 19:10 │ボトルのご紹介