BAR 599

　ザ・ソサエティが扱う最新の蒸留所番号132番は、日本の、長野県の、軽井沢蒸留所です。

　その第一弾"132.1"が、世界中のウイスキー愛好家による熾烈な争奪戦の末に、BAR599に入荷しました。

　公式テイスティングノートのタイトルは、「月光に照らされた秘密の庭の1杯 Secret moonlit garden dram」です。"dram"とは、いわゆるスコットランド英語で常用する単語で、一杯の酒のことです。

　ご存じの通り、軽井沢蒸留所自体は一昨年に閉鎖されてしまいましたので、現存する原酒が飲み尽くされた時点で、この世から消える運命にあるウイスキーなのです。

　この一本はその中でも特に長熟で貴重な、1984年蒸留・28年熟成の古酒です。ずいぶん背伸びをしたじゃないかとのご指摘もありましょうが、長野県のBARとして、どうしても手に入れたかったのです。

　もちろん当店のウイスキーは全てお客様にお注ぎするためのものすので、どうぞご遠慮なく、記念すべき一杯をご賞味下さいませ。