2013年10月18日

SHINSHU MARS 信州マルス・シングルカスク1992年

 BAR599のある長野県には、一昨年から蒸留を再開した信州マルスウイスキー蒸留所があります。メルシャン軽井沢蒸留所は残念ながら昨年閉鎖されてしまいましたので、もうありません。

SHINSHU MARS 信州マルス・シングルカスク1992年
 そんな地ウイスキー製造業者の信州マルスウイスキーの、1992年に蒸留を休止した時の最後の仕込みを、アメリカンホワイトオーク材を輸入して日本で製樽した新樽のウイスキー樽※で12年間熟成させたものが入荷しています。

※テイスティングしてあまりに謎が多かったので、かまけん店長がマルスさんに樽の素性を確認しました

 特徴的な和風のラベルには、ゴッホが歌川広重の浮世絵を模写した絵画があしらわれています。

 休止前のマルスウイスキーのストックは、信州マルス蒸留所内でも大変貴重になっているようで、これは東京の信濃屋さんがリリースしたプライベートボトルの一本です。

 バージンオークの樽で熟成させたシングルカスクのジャパニーズウイスキーを飲む機会はなかなかありませんし、来年の春ごろリリースが予想される蒸留再開後のウイスキーとは、おそらく大きな差異があるでしょう。

 ツイッターで入荷を速報してすぐに封切りとなりましたので、これも早々に売り切ってしまいそうな予感がします。どうぞお早めに、信州の地ウイスキーの貴重な一杯を、BAR599でご賞味下さいませ。


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Posted by 鎌田 賢一 at 17:15 │ボトルのご紹介